石川 智博 氏

「アキュスコープ&マイオパルス」「エレサス」のエキスパート。通電に関して多くの先生方やアスリートから多大な信頼を寄せられ、今までに東洋医学のツボや「気」などと融合させた通電例を紹介。各種勉強会を通じて、その通電方法や効果に多くの反響を呼んでいます。

 



【ワンポイント通電】

全身を弛緩させる通電方法

身体の中心軸を整える方法として以前ご紹介したやり方に一手間加える方法です。

 

【検査】

・立位にて前屈、後屈、回旋など身体の動きを確認します。

・同じく立位にて仙腸関節当たりを後ろから前へ、肩関節を左右から、両手を後ろ手に組んで上から下へ押して抵抗をチェックします。

 

【通電方法】

1)仰臥位にて、乳様突起横(完骨のツボ)を左右同時に通電します。

    周波数:0.3Hz、時間:12秒

2)両足にクリップ電極を装着します。

   座位にて、頭頂部(百会のツボ)をトリガープローブにて通電します。

    周波数:0.3Hz、時間:12秒~1分

 

これで動きのチェックをしていただくと身体の軸が整い可動域も改善します。

 

※完骨のツボには血行を促進し循環を良くする働き、百会のツボには自律神経を整え、様々な健康効果がある万能なツボとされていますので、2つを組み合わせることでより効果的な通電が可能となります。


※通電効果には個人差があります。