「痛み」を取り除き、人に力を与える。


アキュスコープ・マイオパルスシリーズも発売から40年余りが経ち、

これまで多くの先生方に助けられてここまで来られたことをあらためて感謝申し上げます。

 

発売当初は通電方法が何も分からず、まずは患者さんの訴える痛い箇所をいかに通電するかに終始しておりました。アキュスコープの0.5、2.5、5.0、8.0Hzなど周波数を変えながら、どの周波数が痛みに対して有効か、シビレにはどの周波数が効くのか?急性の場合は?慢性の場合は?とか、使用機種はアキュスコープかマイオパルスのどちらを先に使用した方が効果的かなど、常に試行錯誤の連続でした。

 

今では先生方にアドバイスを頂戴しながら、様々な通電方法をご提供できるようになって参りましたが、残念ながらすべての先生にご満足頂いているわけではありません。ご使用頂いている先生方とお話ししていると「膝の疾患は得意だけれど腰が苦手」とか、逆に「腰は得意だけれど膝は苦手」、「急性症状は効果を出せるが、慢性では効果がでない」など様々なご意見を頂戴いたします。

 

アキュスコープ・マイオパルスシリーズの通電に限ったことではありませんが、すべての事が得意で、すべての事に強い人間はいませんし、逆にすべての事がダメな人もいません。人には様々な能力が与えられていると思いますので、自分の強みを見つけ伸ばしていくことが大切なように、膝の得意な先生は膝治療のスペシャリストとして、腰の得意な先生は腰のスペシャリストとして、急性症状の得意な先生は外傷専門として、もっともっと磨きをかけていくと他の症状に対する通電も不思議と得意になってくるものと思います。

 

もちろん、私たちも微弱電流治療器のパイオニアとしてこれからも様々な通電方法をご提供し、少しでも先生方のお役に立ちたい気持ちに変わりはございませんので、また色々な形で先生方と接する機会を作って参りたいと存じます。

 

今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い致します。